ビットレイティングスと住友商事は4月13日、携帯電話向けウェブサイト事業の拡大を目指し、資本提携すると発表した。住友商事が、ビットレイティングスの第3者割当増資を引き受け、同社発行済み株式の11.7%を取得する。両社は、携帯電話会社の課金回収代行サービスなどを利用しない一般サイト(勝手サイト)の運営で協力していく。
住友商事は、すでに新興企業への出資などを通じ、携帯電話会社の課金回収代行サービスを利用した「公式サイト」での携帯電話向けコンテンツ事業に携わっている。今回はビットレイティングスへの出資を通じ、一般サイト市場に手を広げる考え。
ビットレイティングスはこうした一般サイトのひとつとして、携帯電話向け検索サービス「F★ROUTE」を運営。広告収入によって利益を上げている。ユニークユーザー数は現在110万人という。ビットレイティングスでは今後、住友商事のパートナー企業との協力を視野に入れ、同サイト上で物販系の電子商取引(EC)サービスや、動画配信サービスを開始するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」