APIの公開も視野
これらの取り組みの背景についてNTTレゾナントでは、「入力されたキーワードの有無のみならずキーワードに関連する記述のある文章についてその意味までも理解し、そのキーワードが含まれる文章においてどのように評価されているかと言った情報や、知りたいと思う事柄のキーワードに類似した概念の情報までも提示するような、全く新しい日本語検索サービスの開発を目指してきた」としている。
竹野氏によればNTTレゾナントは将来の可能性の1つとして、慎重にではあるが両サービスのAPI公開も検討しているとのことだ。また、現在、通常の検索と評判検索、Q&A検索にはそれぞれ個別の索引が用意されているが、「将来的にこれらの索引を1つにまとめたい」とも語った。
評判検索では日付を指定した検索(過去3カ月間、6カ月間など)も可能で、マーケティングツールとして利用可能だ。ただし、評判の人為的操作が行われる危険もある。
この件について竹野氏に尋ねると「対策はイタチごっこになりがち」としながらも「現在の検索サービスでも、そうした情報をフィルタリングする機能を提供しており、当面は評判検索でも同じフィルタリングがなされることになる」と答えた。
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