NTTレゾナントは3月23日、ポータルサイト「goo」上に開設している実験サイト「gooラボ」において、3月23日から2007年3月末までの間、スクロール地図による歩行経路案内「歩行者ナビゲーション機能」と、渋滞予測付き自動車経路案内「自動車ナビゲーション機能」の実証実験を実施すると発表した。
また、地図検索の際に検索窓に入力する地名等のキーワードについて、最初の数文字を入力するだけで候補のキーワードを表示する「キーワードサジェスト機能」の実証実験も開始する。
今回の実証実験は、地図サービスをはじめとしたローカルサーチサービスの機能拡充の一環として追加されたもので、gooラボの「エリア情報検索実験」コーナーから利用できる。
歩行者ナビゲーション機能は、任意に指定した出発地点から目的地点までの歩行者向け道案内機能。特に東京23区や政令指定都市の主要部については、横断歩道、歩道橋、階段、エレベーター、地下道などの歩行者専用経路を含む詳細な経路を表示できる。また、「距離優先」「時間優先」「楽な道優先」「地下道・屋根のある道優先」などの条件も設定できる。
自動車ナビゲーション機能は、任意に指定した出発地点から到着地点までの自動車通行経路を案内する。静止画の地図上でのルートガイドはすでに「goo地図」にて提供しているが、本実証実験においてはスクロールする地図に対応した。また、案内した経路について過去の渋滞発生実績に基づく渋滞予測情報も表示できる。
キーワードサジェスト機能は、地図を検索する際、検索窓に入力するキーワードの最初の数文字を入力すると、住所、駅名、郵便番号、施設名など、予測される候補を表示する。キーワードを最後まで入力する必要がなく、表示される候補から選択するだけで、ワンクリックで検索を実行でき、地名などを正確に覚えていないような場合でも検索ができる。なお、駅名、郵便番号、施設名でのキーワードサジェスト機能は「goo地図」においても提供を開始する。
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