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サンで大物幹部がまたも退社--ソフトウェア担当幹部がアドビへ

文:Stephen Shankland(CNET News.com)
編集校正:坂和敏(編集部)
2006年03月17日 15時46分
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 Sun MicrosystemsのJohn Loiacono氏(ソフトウェア担当エグゼクティブ・バイスプレジデント)が同社を退社し、Adobe Systemsのクリエイティブ・ソリューショングループバイスプレジデントに就任することをCNET News.comが確認した。

 Sunは米国時間16日、同氏の退社を認めた。Loiacono氏の退社日は3月24日付けとなる。後任が見つかるまで、前任者として同ソフトウェア部門を指揮していたSun社長のJonathan Schwartz氏がLoiacono氏の仕事を引き継ぐことになる。

 「Sunに対するJohnの数多くの功績に感謝するとともに、Adobeでの成功を祈っている」とSunは声明のなかで述べている。

 Adobeはグラフィックソフト分野の最大手ベンダーで、「PhotoShop」のような人気ソフトを販売している。また同社は昨年、ライバルのMacromediaを買収していた。

 Loiacono氏はAdobeで、「Creative Suite」「Photoshop」「Illustrator」「Premiere」「InDesign」「Macromedia Dreamweaver」などのソフトウェア製品を監督することになると、Adobeは声明のなかで述べている。同氏はAdobe社長Shantanu Narayen氏の指揮下に入る。

 2004年にSunのソフトウェア部門を引き継いだLoiacono氏は、急進的な改革を指揮し、同社が開発したソフトウェアをさらに成功させようとした。しかし、Sunのサーバ用ソフトウェア事業は、ライバルのIBMやBEA Systemsの製品ほどの人気を獲得できず、またSolarisオペレーティングシステムはLinuxに市場シェアを奪われた。

 Loiacono氏の下で、Solarisはまず無料ソフトになり、次にOpenSolarisというオープンソースプロジェクトになった。また、SunのJava Enterprise Systemサーバソフトウェアも同じ道をたどろうとしている。

 Sunでは、今月に入ってLoiaconoの他にも大物幹部が退社している。最初に退社したのは販売担当重役のBob MacRitchie氏で、Don Granthamが後任に指名されている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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