シャープ、小型モバイル機器向け11万画素CMOSカメラモジュールを開発

 シャープは3月16日、携帯電話などの小型モバイル機器向け1/11型11万画素CMOSカメラモジュール「LZ0P396D」を開発、4月から量産出荷を開始すると発表した。

「LZ0P396D」

 今回開発されたCMOSカメラモジュールは、機器の限られたスペースに搭載可能な超小型カメラモジュールだ。テレビ電話などで使用するサブカメラ用に開発された。独自の高密度設計技術により、光学系の設計や成型精度を向上させ、業界最小の0.07cc、最薄の2.43mm厚を実現した。

 出力画素数は352×288画素のCIFサイズで、レンズF値はF3.2/H:56°。1秒間に30フレーム(30fps)の動画撮影にも対応しているため、スムーズなムービー撮影ができる。

 サンプル価格は1200円、月産台数40万個を予定している。

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