ソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)は3月16日、電子商取引(EC)事業を手掛けるエニグモと資本業務提携すると発表した。エニグモが提供する消費者間の商品売買仲介サービス「BuyMa(バイマ)」を、SCNのインターネットサービス「So-net」に導入し、ポータル機能を強化する。
SCNがエニグモの第3者割当増資を引き受け、発行済み株式33.1%を取得する。取得金額は6億円。3月16日を払込期日とする。これによりSCNはエニグモの筆頭株主となり、また同社を持分法適用会社とする。
SCNは今春にもSo-netのポータルサイトをリニューアルし、エニグモの商品売買仲介サービスを、中核サービスの1つとして導入する予定。
BuyMaは、So-netの会員が店頭などで見つけたユニークな商品をほかの会員に紹介し、注文を受けてから買付け、発送するサービス。10分単位で買付けの有効期限を設定でき、気軽に商品の紹介ができるという。注文する側の会員が、あらかじめ欲しい商品を探してくれるようほかの会員に依頼する、といった使い方もできる。So-netのブログサービスなどとの連携機能も提供する。
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