ソフトクリエイト(林勝社長)は、NTTドコモ(中村維夫社長)のFOMAの基地局からの電波受信感度測定ソフト「簡単電測」を発売した。税別価格は、1CPUあたり3万円。
「簡単電測」は、ノートPCなどに専用ソフトをダウンロードするだけで、FOMA環境測定ができる電界強度測定システム。専門知識や専用機材は不要で、ノートPCを測定したい場所に持っていくだけで計測が可能。実際に使用するFOMAをPCにつなぎ計測するため、機種ごとの電波状況を確認できる。計測データは、CSVファイルに出力して処理できるほか、GPSや地図ソフトと連動して結果をグラフィックで表示できる。
これまで電界強度測定は専用のハードを利用する必要があった。機器も取り扱いが複雑で持ち運びにも手間がかかる上、電波に関する専門知識が不可欠だった。また、計測結果も計測地点での客観的なデータを取得するだけで、実際の端末がどんな状態にあるのかを把握しづらかった。
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