Ask JeevesがAsk.comとして生まれ変わった。米国時間2月27日には、その新しいメインページが公開される。メインページには、新しいロゴやシンプルになったインターフェース、地図やナビゲーションなどのツール、百科事典検索、ウェブベースのデスクトップ検索などが並ぶという。
Ask.comのデザインはミニマリズムを追求したシンプルなものになっており、白地に赤のロゴがあしらわれている。ページには検索ボックスのほか、カスタマイズ可能なツールボックスが表示されている。このツールボックスには、地図やイメージ、天気、辞書、ローカルなど10種類の検索ツールへのショートカットがデフォルトで設定されている。
Ask.comでは地図とナビゲーションツールが大幅に強化されている。たとえば、同サイトには、歩行者向けのナビゲーション機能、出発点から目的地までドラッグすれば自動的に道順を計算してくれるピンポイント機能、地図上のスポットを右クリックすることで該当箇所を道順に追加できる機能、通常の路上の風景と組み合わせることが可能な航空写真、航空写真を有料でプリントアウトできる機能などが追加されている。
新しいツールとしては、WikipediaやHoughton Mifflinなどからの回答を検索結果ページに直接表示してくれる百科事典検索、自分のコンピュータのハードディスクに格納されている情報を検索できるウェブベースのデスクトップ検索などが加わっている。なお、同社はすでに、スタンドアロンのデスクトップ検索アプリケーションを提供している。
Ask.comの幹部によると、新しい外観とツールに加え、Ask.comでは広告を減らすほか、検索結果を広告の上に表示することで競合他社との差別化を狙っているという。
「Ask.comは他の検索エンジンの代替になり得るというメッセージを伝えたい」とAsk.comでコンシューマプロダクト担当バイスプレジデントを務めるDaniel Readは語る。
Ask.comは現在、業界5番手とされる検索エンジンで、この数年間にわたり改革を試みてきた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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