ソフトクリエイトとセプテーニは2月14日、同日開催の取締役会での決議を経て、業務・資本提携に関する基本合意に至ったと発表した。
ソフトクリエイトは、自社運営ネットショップ「特価COM」の運営ノウハウとECサイト構築パッケージ「ecbeing」の開発及び販売による中堅・大手企業向けECソリューションのビジネス経験を活かして、ネットショップ(BtoC)や企業間取引(BtoB)、eCRM、モバイルサイトなどのシステム開発、サーバー運用、保守までをワンストップで提供している。
一方、セプテーニは、インターネット専業の広告代理店として、マーケティング戦略立案やメディアプランニング、メディアバイイング、クリエイティブ、効果測定、分析といった各種インターネットマーケティングサービスを提供している。
両社は、相互の強みを融合させることで非モール型のEC市場における潜在領域の需要拡大を目指し、相互顧客へのクロスセールスの実現や、新たな事業機会の開拓と拡大が期待できると判断し、今回の基本合意に至ったとしている。
今後両社は、2月中旬に業務資本提携に関する基本合意書を締結し、中堅・大手企業などの相互顧客へのクロスセールスの推進と、新ECパッケージの共同開発において提携していく。また、3月上旬に各々の発行済株式数の5%以内を目安として、相互に株式を取得する。
なお、今回の提携が両社の業績に与える影響は未定としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」