Microsoftが米国時間2月13日、モバイル検索技術を提供する仏パリのMotionBridgeを買収したことを発表した。
検索は現在、MicrosoftをはじめとするIT企業から多くの関心を集める分野になっている。またMicrosoftでは現在、「Windows Live」サービスの一環として、モバイル検索サービスを準備しているところだ。
「モバイル検索サービスは、Microsoftにとって戦略的に重要な分野だ。また、個人や企業が利用するあらゆるデバイスに、シームレスで充実した検索サービスを提供するというWindows Liveのビジョンを実現するうえで、モバイル検索技術は不可欠なものになる。MotionBridgeの買収によって、携帯電話事業者にコンテンツやデータネットワークの価値を最大限にできるツールや強力な検索エンジンを提供できるようになった」とMSNコーポレートバイスプレジデントChristopher Payneは声明のなかで述べた。
本買収の金銭的な条件は明らかにされていない。Microsoftは、MotionBridgeの現行サービスを引き続き提供し、新たに獲得した人材やテクノロジーを活用しながらWindows Liveのモバイル向け機能を拡張していくと述べた。MotionBridgeのサービスは現在、Sprint NextelやO2、Orangeなどの携帯事業者が採用している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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