沖電気、ユーザーが辞書データを作り上げる中国語翻訳サービスを開始

ニューズフロント2006年01月31日 14時53分
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 沖電気工業は1月31日、ユーザーが辞書データを登録することで、翻訳精度が向上するウェブサイト型の自動翻訳システム「訳してねっと」の中日翻訳版を開発し、無料提供を開始した。

 訳してねっとでは「コンピュータ」「スポーツ」といった分野で、ユーザーが辞書データを作成し、ウェブサイトに登録すると、同システムでその辞書データを利用した翻訳ができる。

 単語のほか、各分野に特有の言い回しや、表現方法に関する文法を登録可能。分野は自由に追加、編集できる。また分野ごとに管理者を設定し、ユーザーの登録内容を確認、誤った辞書データを排除する機能も用意する。

 直接入力したテキストの翻訳のほか、ウェブページや、アップロードしたファイルの翻訳が可能。いずれも1度に複数の辞書データを組み合わせて翻訳できる。開発基盤にはJavaを採用しており、改良、応用が容易。別システムの部品としても利用しやすいという。

 また沖電気では同時に、インターネット接続事業を手掛ける朝日ネットのユーザー向けに同システムを利用したサービスを始める。ユーザーの指定した中国語ウェブページが更新すると内容を自動翻訳し、メールで通知する。

 沖電気は同システムの運用を通じ、さまざまな言語のデータや知識の獲得に関するノウハウを蓄積。それらをもとに自然言語処理技術を使った商品開発を進めていく。

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