ジャストシステムは1月30日、ATOKの変換辞書や電子辞典を配信・共有することで、社内用語の変換や表記の統一などに役立つ「ATOK Business Solution辞書配信システムIV」(ATOK辞書配信システムIV)を3月17日より発売すると発表した。
ATOK辞書配信システムIVは、社内独自の用語を収録したATOK変換辞書を配信・共有することで、社内用語のスムーズな変換や、表記統一に役立つほか、通常の入力操作で人名から内線番号を検索したり、商品名から価格に変換できるなど、企業内情報の検索ツールとして利用できる。
また、システム導入時に、サーバ設定やアカウント設定をウィザード形式で簡単に実行できる「ABSサーバ導入支援ツール」を新搭載。システム導入時に発生する煩雑なサーバ設置・設定などが円滑化できるため、初期導入コストの低減と同時に、システム管理者の負担を減らすことができる。
また、最新の日本語入力システムATOK 2006に対応するほか、同日発売予定の文章校正支援ツール「Just Right!2」の校正辞書を配信できる追加プラグインを設定した。社内用語の共有に加えて、独自に設定した文章校正ルールを共有できる。
価格は「ATOK 2006」100ライセンスをセットにした年間契約式の「ATOK Business Solution辞書配信システムIV 100(年間)」が20万円/年。100クライアントまで配信可能な配信システムのみの「ATOK Business Solution辞書配信システムIV」が10万円で、こちらは別途ATOKが必要だ。「Just Right!2校正辞書配信プラグイン 100(年間)」は5万円/年、「Just Right!2校正辞書配信プラグイン」は20万円となっている(価格はすべて税別)。
動作環境は以下のとおり。
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