楽天が金融事業を拡大--ネット銀行、損保、住宅ローン事業参入を正式発表

岩本有平(編集部)2006年01月19日 19時56分
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 これまで何度も報道されていた(関連記事)楽天のネット銀行、損保、住宅ローン事業参入だが、19日になって正式に発表された。

 ネット銀行については東京都民銀行と提携し、2006年7月を目処にオンラインショッピングモールの楽天市場内に東京都民銀行楽天支店を開設、運営する。楽天グループ各社のユーザーやインターネットユーザーに対し、決済サービスを提供するほか、中小企業や個人向けのローン業務などを提供する。

 また、米国最大手の保険会社AIGのグループ会社であるアメリカンホーム保険と少額短期保険業者の登録および営業開始に向けて業務・資本提携の合意をした。両社は準備会社として「楽天インシュアランスプランニング」を3月に共同出資で設立し、金融庁への届出完了後、営業開始を目指す。資本金は5億円で、出資比率は楽天80%、アメリカンホーム保険20%となる予定だ。

 さらに新生銀行とインターネット住宅ローン専業の金融会社として「楽天モーゲージ(仮称)」を設立することで合意した。設立は2006年2月中旬、営業開始は10月1日の予定だ。営業開始当初は、住宅金融公庫と提携して、長期固定金利住宅ローンの「フラット35」を主力商品として取り扱う。資本準備金を含む資本金は10億円、出資比率は楽天と新生銀行それぞれ50%ずつとなる。役員は楽天から3名、新生銀行から2名派遣される予定だ。

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