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It's a SONY! It's a Cyber-shot!──サイバーショットDSC-T9 - (page 2)

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ソニー
内容:ソニーよりまたひとつ新しいデジタルカメラが発売された。「サイバーショットDSC-T9」である。最近の薄型コンパクトデジカメの代名詞となっている感のあるサイバーショットTシリーズであるが、このDSC-T9には待望の光学式手ブレ補正機構が搭載された。

イザというときの高感度

 DSC-T9は高性能な手ブレ補正機構を搭載しているが、ソニーはこれに高感度撮影を可能にすることで、より早いシャッター速度を得て被写体ブレまでも押さえ込もうとしている。このDSC-T9においてはISO感度80〜640までの範囲で設定が可能だ。多くのコンパクトデジカメはISO感度400までの仕様となっていることを考えれば、その高感度のアドバンスは意味あるものであろう。しかしISO感度を上げるに伴い高感度ノイズが顕著に現われてしまうのも事実。ではこのDSC-T9ではどうであろうか。

  • 夕暮れ時の中華街。プログラムオート、オートホワイトバランス、ISO感度640。薄暗い中シャッタースピード1/125秒と比較的早いシャッター速度での撮影が可能。そのおかげで歩く人々もブレずに写っている。しかし暗部に乗るノイズはとても大きい

  • これも夕方の中華街。プログラムオート、オートホワイトバランス、ISO感度640。より暗い中での撮影だが、高感度と手ブレ補正機構のおかげでブレずに撮影できる。しかしその被写体にのるノイズはやはりとても強い物となっており、色ノイズのおかげでもはや正しい発色さえも難しくなっている

 高感度撮影と手ブレ補正機構。この二つの機能によってもたらされるアドバンスは確かに大きなものである。だが今の時点においてはやはりISO感度640で撮影した画像は正直いただけない。より手ブレが少なく写るカメラ。これも大事だが、やはり基本はしっかりとした姿勢で安定した撮影を心がけてほしい。老婆心ながら、間違ってもCMのように踊りながら片手でシャッターを切るようなことはしないほうがよいだろう。

isopyの物欲指数☆☆☆


礒村 浩一 (Isopy)

 1967年福岡県生まれ、千葉県君津市育ち。小学生のときに自分専用のカメラを手にしてから写真の世界に魅せられる。東京写真専門学校(現、東京ビジュアルアーツ)卒業後、広告写真プロダクションにて撮影の基礎を学ぶ。現在はフリーカメラマンとして人物、商品、雑誌、舞台撮影など活動範囲は多岐に渡る。デジカメ専門誌においては撮影と記事を担当。
 ZDNetにおいてもデジカメ新機種のレビューを担当する。さまざまな経験から導かれた撮影心情は、すべての被写体に愛情をもって接すること。どうやら、子どもと動物には好かれるらしい。

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