Googleが、「Google Mini」の2つの新バージョンを投入した。同社プロダクトマネジャーが米国時間11日に語ったところでは、この中小企業向けの低価格検索アプライアンスは、現行のMiniに比べて価格が2〜3倍高くなっているが、性能も同様に向上しているという。
新しいGoogle Miniの1つは6000ドルをわずかに切る価格設定で、社内ウェブサイトやイントラネットにある最大20万件のドキュメントを検索できるようになる。もう一方のバージョンは9000ドルを切る価格で、30万件のドキュメントを処理できるようになると、Googleのエンタープライズ事業部でプロダクトマネジャーを務めるRajen Shethは語っている。
ちょうど1年前にリリースされたオリジナルのMiniは、10万件のドキュメントを処理可能で、3000ドルをわずかに切る価格である。
Googleはまた、3万ドルからの価格設定で最大50万件のドキュメントを検索する「Google Search Appliance」も販売している。同製品は、1500万件のドキュメントが処理可能な50万ドル版まである。
Shethは、「オリジナルのGoogle Miniは限界だと判断した」と語った。だが、このGoogle Miniの購入者数は明らかにしなかった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力