本にタグを付けて分類、共有する「ECナビリスト」--今後はCDやDVDも

岩本有平(編集部)2006年01月11日 14時00分

 ECナビのソフトウェア技術・インターネットサービス研究開発部門であるECナビラボは、2005年11月に発表したソーシャルブックマークサービス「ECナビ人気ニュース(アルファ版)」(関連記事)に引き続いて、1月11日に新サービス「ECナビリスト(アルファ版)」を発表した。

 ECナビリストは、自分が持っている本や欲しい本にタグ(キーワード)をつけて登録し、その情報をユーザー間で共有できるサービスだ。ユーザーはECナビの会員に登録すれば無料でサービスの利用が可能となる。主な機能は、本の検索機能をはじめ、ユーザーが持っている本や欲しい本などを、タグやコメント、5段階のおすすめ度つきで登録できる「リスト管理機能」、またリスト管理機能で管理している本のリストを他のユーザーに公開できる「公開マイリスト機能」などだ。

 インターフェースにはAjaxを利用しており、ドラッグ&ドロップでリストの作成が可能となっている。本のデータについてはAmazon APIを利用しており、和書、洋書の検索が可能だ。

 公開したマイリストのページでは、ユーザーがお気に入りに登録した本はもちろん、ECナビ会員としてのプロフィールも表示されるため、本を介したソーシャルネットワーキングサービスとしても利用できる。会員プロフィールの詳細はECナビのマイページから非公開とすることもできる。

 現在は対象商品を本に限定しているが、今後はCDやDVDなどジャンルを追加していく。そのほか、モバイルでのサービス展開も予定中だ。ECナビでは年内中に利用ユーザー数10万人を目指している。

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