NECは1月10日、受付業務などの対面利用を想定した液晶画面(LCD)一体型デスクトップPCや、インテルPentium Dプロセッサ940(動作周波数3.20GHz)を搭載したワークステーションなど、業務向けデスクトップPC「Mateシリーズ」の新製品8モデルを販売開始した。
Mate LCD一体型モデル |
LCD一体型モデルは、台座部分に収納可能な横幅約90mmの小型キーボードを採用し、受付用デスクなどの狭いスペースでも使用できる。本体の台座部分に装備した回転台により左右170°の回転が可能で、斜め向かいにいる相手に画面を見せながら説明する、といった受付用途にも適している。社外からの来訪者がいる場所で安心して利用するため、セキュリティチップを標準搭載した。オプションで指紋認証センサー内蔵キーボードも選べる。プロセッサは、インテルPentium Dプロセッサ 920(動作周波数2.80GHz)を採用した。
Mateのワークステーションモデルは、デュアルコアプロセッサのPentium D 940を搭載したことで、「マルチタスク環境下においても遅延なく動作可能」(NEC)となった。米NVIDIAのOpenGL対応グラフィックアクセラレータ「Quadro FX540」により、高速なグラフィック処理が可能という。さらに、米Autodeskの「AutoCAD」といったCADアプリケーション動作認証も取得している。
BTO方式で販売するので、メモリ、OS、アプリケーション、ハードディスク、CD-ROMドライブなどは必要に応じて選択可能。ワークステーションモデルについては、ディスプレイの有無が選べる。構成例と税別価格、出荷開始日は以下のとおり。
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