NEC(金杉明信社長)はPDA(携帯情報端末)で動く日本語・中国語の双方向 通訳ソフトを開発したと発表した。
会話の音声を認識し自動的に翻訳した音声を流すのが特徴。日本語5万語、 中国語3万6000語に対応する。音声認識エンジン、翻訳エンジン、読み上げを 行う音声合成エンジンと各エンジンを制御する統合目モジュールで構成する。
中国語の翻訳は「普通話」と呼ばれる標準語を対象にした。中国語の標準語 は話者の出身地域によってアクセントが異なることから地域ごとの普通話の会 話音声を収集してデータベース化することで翻訳の精度を高めた。NECでは08 年の北京オリンピックまでの実用化を目指している。
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