リクルート、地域情報検索サービス「ドコイク?」をリニューアル

別井貴志(編集部)2006年01月05日 14時39分

 リクルートは、実験的に2005年7月1日から携帯電話向けに提供してきた地域情報の検索サービス「ドコイク?」をリニューアルし、同じURLで携帯電話とPCの両方で利用できるようにした。サイトはAJAXで構築されている。

 ドコイク?は、飲食店や美容院、銀行、ATM(現金自動預け払い機)、市役所、公園などの地域情報が検索できる。電話帳をベースにして、リクルートの持つ独自情報を追加し、1000万件以上の店舗情報を、駅やランドマーク単位で地図と組み合わせて表示する。店舗の住所や電話番号など基本情報に加えて、リクルートが独自収集した店舗の特徴文、営業時間、メニュー情報などが見られる。

 検索は、「店名・キーワード」と「駅名・地名」(省略可)を入力する。文字を入力するごとにリアルタイムに候補を表示するインクリメンタルサーチ機能がある。また、駅名・地名は検索履歴が保存される。検索結果は、「ジャンル」や「駅から徒歩での所要時間」、「エリア」などで絞り込める。また、検索結果の表示順は、独自の「ドコイク?ランク」を利用して決めている。

 今後は、店舗情報のクリッピング機能やユーザー同士のインスタントメッセージサービス、各ユーザーが興味を持ちそうな情報を分析して提示するリコメンデーション機能など、会員機能を充実させていく予定だ。

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