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FTC、スパム対策法の効果を示す報告書を発表 - (page 2)

Anne Broache (CNET News.com)2005年12月21日 20時48分
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 しかし、メール全体の数は増加しているため、たとえスパムの割合が多少減少しても、スパムの数は増加し続けていることになる。MX Logicはこの数字を算出するにあたり、同社のビジネスクライアント約7000社から、ランダムサンプルとして毎週1万件のメールの提供を受け、評価/分析している。

 MX Logicの最高技術責任者(CTO)、Scott Chasinは、「スパムの数が完全に減少したと言うつもりはない」とし、「われわれが言えるのは、消費者の受信トレイに届くスパムの数が減少したということだ。われわれはそう確信している。スパムの全体量が減少したと言うのとは大きく異なると考えている」と語った。

 またFTCによると、Can-Spam Actを遵守し、合法的に商用メールを送信している業者の数も増えているという。しかし、MX Logicの報告によると、同社がスクリーニングした全メールのうち、合法メールの基準を実際に満たしていたメールの割合は、2004年はわずか3%で、2005年も4%だったという。その基準の具体例としては、メールの本文の内容と件名との一致、住所の記載、オプトアウト用リンクの設定、さらにアダルトメールの場合は、FTCが指定する「SEXUALLY EXPLICIT(露骨な性描写を含む)」という文言を件名に入れること、などが挙げられる。

 「恐らく、法律を最も厳格に守っているのは、合法的なメールマーケティング業者だろう。彼らは、自分のコンテンツに独自性を見出そうとしている。というのも、スパムフィルタのために合法的な商用メールも消費者に届かないという問題があり、その点で彼らも被害者だからだ」(Chasin)

 メールセキュリティ企業CloudmarkのCTO、Jordan Ritterによると、スパムの数が実際に減少しているのか否か、また、仮に減少していたとしても、Can-Spam Actがそれにどのように寄与しているのかを判断するのは困難だという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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