ダイナシティは12月8日、ライブドアファイナンスとの資本・事業提携に関する基本合意書を締結することを決議したと発表した。
資本提携は、12月8日付けで第2回無担保転換社債型新株予約権付社債および第4回新株予約権を、ライブドア証券およびライブドアファイナンスが組成するファンド「EFC投資事業組合」に割り当てた。筆頭株主である中山諭氏および代表取締役社長である中山豊氏は、保有する全株式を売買する旨の契約をEFC投資事業組合と締結している。
2006年2月上旬開催予定の臨時株主総会での承認を条件として、ライブドアファイナンスの指名する取締役および監査役の受け入れも予定している。事業提携では、ネット広告などマーケティングの共同展開および、不動産ファイナンス事業の共同展開を予定している。
同社は8月19日付けで、中山諭氏の保有する全株式をGiuliani PartnersLLC/Sage Capital Globalとそれらの関連会社に売却すると発表していた。すでに3万1500株の売却が完了しているが、今回ライブドアグループとの関係強化を目的として、ライブドアグループへの全株売却に変更している。12月中旬には、EFC投資事業組合が筆頭株主になる予定だ。
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