Microsoft Wireless Laser Mouse Desktop 6000のキーボードは、キー配列が滑らかなカーブを描いており、自然なポジションでタイプできるワイヤレスキーボードだ。
Microsoftからは以前からカタカナの「ハ」の字形に分割された「Natural Keybord」が発売されており、このキーボードもそれに近い配列となっている。Natural Keybordは右手でタイプするキーとと左手でタイプするキーが完全に分かれているため、正しいホームポジションでないとタイプしづらいのが欠点だったが、このキーボードは滑らかなカーブを描いてキーが配置されているため、多少変則的なホームポジションでもミスタイプをしないだろう。なお、キーボードにはメンブレンスイッチを採用しており、キータッチは軽めで打鍵音も静かだ。
キーボードの下部にはクッションの付いたパームレストが付いており、表面は革張り調の仕上げとなっている。パームレストは適度な柔らかさを持っているため、長時間のタイプでも疲労感が少ない。キーボード上部にはユーザーが自由に設定できるホットキーが5つ装備されている。それぞれのキーにアプリケーションやファイルを割り当てておけば、ワンプッシュですぐに作業が進められるのは嬉しい。
また、キーボードの左端にはズームスライダーを搭載しており、このスライダーを上下にスライドすることで画面上のファイルや画像を簡単に拡大、縮小できる。Wordで画数の大きい漢字を拡大表示したり、AdobeReaderでPDFファイルを読みやすいサイズに変更したりする際に役に立つだろう。ズームスライダーのさらに左にはマイドキュメントにアクセスしたり、メールソフトを起動したりできる5つのホットキーも設置されている。
ファンクションキーは通常の動作のほか、キーボード右上にある「F Lock」キーを押すことで「ヘルプ」、「元に戻す」、「やり直し」、「新規作成」 、「開く」、「閉じる」といった、アプリケーションの操作ができる代替コマンドキーに切り替わる。通常はF Lockキーはオフとなっており、F Lockキーを一度押すことで代替コマンドキーに切り替わる仕組みだ。
通常、キーボードにはCapsLockやNumLockの状態が確認できるLEDが搭載されているが、このキーボードは電池で動作するため、常時点灯するLEDは搭載されておらず、USBポートの電源で動作する受信機側に搭載されている。そのため、CapsLock等の状態を確認したい場合は、受信機を見える位置に設置したほうがいいだろう。
なお、Microsoft Wireless Laser Mouse Desktop 6000はWindowsだけでなく、MacOS X 10.2以上にも対応しているので、Windowsユーザーだけではなく、Macユーザーにもお勧めしたい。ただし、キーボードの一部のキー配列はMacのものと異なるので、その点には注意が必要だ。
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