MCJは11月30日、民事再生手続き中のイーヤマと事業継承に関するスポンサー契約を締結した。営業譲渡および株式譲渡は、2006年2月1日に実施する予定。
イーヤマは、1972年にカラーテレビ用CRT部品メーカーとして発足し、その後PC用液晶ディスプレイの開発、製造および販売などディスプレイ事業を拡大してきた。しかし2005年11月7日に民事再生法の適用を申請し、現在手続きを進めている。2005年3月31日現在の従業員数は106人。東京のほか、台湾、中国、ドイツ、イギリス、フランス、オランダ、ポーランドなどに事業所を持つ。資本金は7億1400万円。
このスポンサー契約は、イーヤマおよび関連子会社の営業譲渡と株式譲渡を基本スキームとする。MCJはイーヤマから優良資産、ノウハウ、営業/生産に必要なリソース、ブランドなどを譲り受ける計画だ。
MCJでは、営業譲渡を受ける受け皿会社の2006年4月〜2007年3月期における業績目標を、売上高約165億円、経常利益約3億円と試算している。
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