Yahooは米国時間30日、新しいRSSフィード配信サービスを発表する。このRSSフィードは同社の新しい「Yahoo Mail」ベータ版に組み込まれるが、大手のウェブメールシステムでRSSによる通知サービスを提供するのは同社が初めてとなる。
この新しいRSS通知サービスのユーザーは、電子メール、インスタントメッセージ、SMSメッセージのいずれかで、アラートを受け取ることができる。Yahooは現在これに似たものとして、ユーザーが指定した話題や株価の動きなどに関する新たなニュースを受け取れるサービスを提供している。
YahooのScott Gatz(パーソナライゼーション製品担当シニアディレクター)は、「ユーザーは、インターネット上にあるどんなRSSフィードでもアラートを受け取ることが可能だ」と述べている。「(Yahoo NewsやYahoo Mobile、My Yahooなど)Yahooの各製品を使ってユーザーが受け取っているフィードは数百万種類にのぼる」と述べている。
Yahooのアラートサービスのユーザーは、同サービスのページで目的のRSSフィードのURLを入力するか、My Yahooページにあるリストからそれを選択することで、これらのフィードへの登録を行えると、Gatzは述べている。
また、RSSフィードの配信者向けには、今後一週間程度で自らの運営するウェブサイトに登録用のボタンを設け、ユーザーがYahooの各サービスでRSSフィードを受け取れるようにしていくと、Gatzは述べた。
さらに、YahooはMy YahooのRSSフィード登録を新しいYahoo Mailのベータテストサービスに直接統合し、ユーザーが電子メールをチェックする際にフィードを読めるようにしていく。これらのフィードはアーカイブしたり、連絡先リストに登録してある相手に簡単に転送したりすることも可能になる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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