英国のプロサッカーチーム、Manchester Unitedが、Vodafoneの代わりに同チームのユニフォームにロゴを入れることができるスポンサー権をめぐって、Googleを含む多数の大手ハイテク企業と交渉を進めていることが明らかになった。
Vodafoneは先週、Manchester Unitedのユニフォームに社名を入れる4年契約を2年前倒しし、今シーズン終了時に打ち切ると発表していた。
同クラブの新オーナーとなった米国のGlazer一族は現在、Vodafoneに代わるスポンサー探しを進めており、ハイテク業界の企業を中心に、大手のグローバル企業数社と突っ込んだ交渉を進めていると考えられている。Glazers一族は今年、世界的に有名な同サッカークラブを14億ドルで買収したが、この際の公開買付けが論争を呼んでいた。
Vodafoneとの契約金額は約1550万ドルだったが、先週末に英国のThe Observer紙が報じたところによると、GoogleやIBM、Yahooなど、いくつかの企業がこれを上回る金額を提示する意欲を示しているという。
同紙は、ロンドンの金融業界筋の話として、Vodafoneは米国では知名度が低いことから、今回の契約打ち切りにより、Glazer一族には世界的により知名度が高く、米国でのManchester Unitedの知名度向上に役立つブランドをスポンサーとして獲得できるチャンスが生まれると伝えている。
なお、ハイテク関連以外の企業では、Coca-ColaとLevi Straussの2社が同クラブと交渉中だという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス