「AIBO」の時代は終わった。今年のホリデーシーズンで最もホットなハイテク製品は「iPod nano」だ。
今年のホリデーシーズンは、Apple ComputerのiPod nanoのような携帯音楽プレーヤがショッピングリストのトップを飾るとみられている。また、市場調査会社各社によると、プレゼントは超小型と据え置き型の主に2つのカテゴリーに分類できるという。
外出好きな小型携帯デバイスファンのウィッシュリストには、各種MP3プレーヤ、ソニーの「PlayStation Portable」、そしてMotorolaやSamsungの携帯電話機がランクインしそうだ。一方の出不精な方の間では、Microsoftからリリースされたばかりの「Xbox 360」や、プラズマもしくは液晶のHDテレビが人気になるとみられている。
The NPD GroupのアナリストSteve Bakerは、「われわれが調査したところ、今年のホリデーシーズンは、3〜4分野の製品の人気が強い」と語っている。同社は、小売店における電子機器の販売状況を追跡している。一般的に、ショッピングシーズンは感謝祭の翌日から本格化する。感謝祭の日は、年間を通じて最も多くの買い物が行われる日であり、ブラックフライデーとも呼ばれる。
ところで、今年リボンのかかる可能性が最も高いハイテク機器はどれだろうか?以下に示した予想は読者の予定とマッチするだろうか。
「iPod」は再びトップ
AppleのiPodは、再びホリデーシーズンで成功を収めるだろう。
「大量のiPodが販売されることに疑問の余地はない。価格もプレゼントに適当だし、ほかの多くの家電製品と異なり、電源を入れればすぐに使える」(Baker)
鉛筆ほどの厚さしかないiPod nano。そして、Destiny's Childの最新ヒット曲のほか、映像までも持ち運べるビデオ対応バージョンなど、クリスマスプレゼントや、部下へのプレゼントとしてのiPodの人気は相変わらずだ(秘書のいる方々はぜひ注目)との点でアナリストの意見は一致している。価格は約500曲を格納できる2Gバイトバージョンで199ドルからとなっている。
Xboxもランクイン
数週間前から山ごもりでもしていない限り、一連の次世代ゲーム機の先頭を切って発売されたMicrosoftのXbox 360はご存じだろう。新モデルは、その性能の高さや、コントロール性やグラフィックスの向上から大ヒットになると見られている。価格は「基本」パッケージで299ドル、プレミアムバージョンが399ドルとなっている。
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