SAP AGは米国時間22日、小売用ソフトウェアを開発する株式非公開企業のKhimetricsを買収する計画であることを明らかにした。Khimetricsは、価格設定を分析/予測する技術を開発する新興企業。SAPは、Khimetricsの技術を自社製品に搭載することで、小売業界における自社の存在感を高めたいと考えている。
SAPは数カ月前、小売ソフトメーカーRetekの買収をめぐりOracleとの争奪戦を繰り広げた結果、その戦いに敗れている。SAPは、Khimetricsの売上管理や価格決定ソフトウェアを取得することで、自社の小売業界向けソフトウェアスイートの取りそろえを強化する計画だ。本買収の金銭的な条件は明らかにされていない。買収は2006年1月に完了する予定だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」