Web 2.0:次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル(後編) - (page 6)

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Web 2.0企業のコアコンピタンス

 7つの原則を検討することで、Web 2.0の主な特徴を明らかにしてきた。各項で取り上げた事例は、これらの重要な原則のひとつ、または複数を体現しているが、必ずしもすべての原則を満たしているわけではない。最後に、われわれがWeb 2.0企業のコアコンピタンスと考えているものをまとめておこう。

  • パッケージソフトウェアではなく、費用効率が高く、拡張性のあるサービスを提供する。
  • 独自性があり、同じものを作ることが難しいデータソースをコントロールする。このデータソースは利用者が増えるほど、充実していくものでなければならない。
  • ユーザーを信頼し、共同開発者として扱う。
  • 集合知を利用する。
  • カスタマーセルフサービスを通して、ロングテールを取り込む。
  • 単一デバイスの枠を超えたソフトウェアを提供する。
  • 軽量なユーザーインターフェース、軽量な開発モデル、そして軽量なビジネスモデルを採用する。

 「Web 2.0」を自認する企業を見かけたときは、その企業が上記の項目を満たしているかどうかを観察してみるといいだろう。当てはまるものが多いほど、その企業はWeb 2.0企業と呼ぶにふさわしい。しかし、特定の分野で突出した能力を示していることは、7つのすべてを少しずつ満たしているよりも、その企業がWeb 2.0的であることを示している場合があることを忘れないでほしい。

Tim O'Reilly
O'Reilly Media社 社長兼CEO
(tim@oreilly.com)

この記事は2005年9月30日にO'Reilly Networkで公開されたものです(原文へ)。

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