NTTドコモは10月19日、FOMAの新ラインアップとして、902iシリーズを発表した。トランシーバ型の定額通話サービス「プッシュトーク」や、非接触ICチップを使ってクーポン券などが取得できる「トルカ」に全機種が対応した。また、一部の端末では着うたをminiSDカードに保存できるようになった。
902iシリーズは、三菱電機、富士通、NEC、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、シャープ、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの6社が製造した全6機種。発売時期は「冬のボーナス商戦」(NTTドコモ執行役員プロダクト&サービス本部マルチメディアサービス部長の夏野剛氏)といい、早ければ11月中にも市場に登場しそうだ。
まずは全機種共通の対応サービスを見ていこう。902iシリーズの大きな特徴の1つがプッシュトークへの対応だ。これはトランシーバ型の通話サービスで、月額1050円の定額で話し放題となる(関連記事)。また、店舗などに設置されたリーダー/ライターにモバイルFeliCa搭載面をかざすことで、クーポン券や店舗案内等などの情報を携帯電話に取り込めるトルカにも初めて対応した(関連記事)。
このほか、701iシリーズから始まった、待ち受け画面に最新のニュースなどを表示させる「iチャネル」にも対応している(関連記事)。
全体的に端末の処理速度が向上しているといい、アクションゲームのような動きの速いゲームも再生できるようになった。このため、902iシリーズにはセガのアクションゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」など、新たなジャンルのゲームがプリインストールされている。「PSPと同じような感覚でゲームが楽しめる」(夏野氏)
OSは、これまで独自OSを搭載していたソニー・エリクソンとシャープがSymbianを採用した。ドコモは第3世代携帯電話の端末メーカーにLinuxもしくはSymbianを採用するように呼びかけており、今回の2社のSymbian採用で各社の動きが出そろった。Linux陣営はNECとパナソニック、Symbian陣営は富士通、三菱電機、ソニー・エリクソン、シャープとなった。
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