ヤフーは7月20日付けで基本合意したとおり(関連記事)、10月5日にインターネット調査を手がけるインフォプラントの株式譲渡契約を締結し、正式に同社を子会社化すると発表した。
ヤフーはインフォプラントの総発行済株式数の58.2%を30億1200万円で取得する。株券引渡し期日は10月18日。株式の主な取得先は、インフォプラントの代表取締役社長 大谷真樹氏をはじめ、ベルシステム24やブイ・シー・エヌ、日本ベンチャーキャピタル、ジャフコ・エル弐号投資事業有限責任組合、投資事業組合YNEDなど。
インフォプラントは日本国内に24万人のモニターを有しているうえ、需要が拡大している中国にもリサーチ基盤がある。一方で、ヤフーは2002年10月にインテージとの提携により合弁会社を設立してインターネット調査事業に参入し、62万人超の調査モニターを誇る「Yahoo!リサーチ」を提供している。さらなるインターネット調査事業の強化のため、子会社化が完了したあとにヤフーとインフォプラントは互いの商品を拡販し、共同でマーケティング活動を行っていく。
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