サイバーエージェントは9月21日、日本アジア投資(JAIC)と共同で投資ファンド「CAJ−1」を設立した。コミットメント額は約40億円となっている。
CAJ−1はディベロップメントキャピタルを目的とした投資ファンドだ。ファンドの運用はサイバーエージェントの100%子会社であるシーエー・キャピタルが担当する。
サイバーエージェントでは「成長期であるインターネットビジネス分野において、現在の資本構成や市場環境下では企業価値を十分に具現化できていない企業を対象として、企業価値の最大化を目指す」としており、自社のインターネット関連事業のノウハウや人脈、グループ企業との事業提携などを活用して、投資先企業の価値向上を目指す。
一方、JAICでは、「ベンチャーキャピタル事業をコアとしたユニークな金融グループの形成」を目指しており、資本系列にとらわれない独立系投資会社の強みを活かして、国内外のさまざまな企業との連携を進めるとしている。
両社はそれぞれの強みを活かしつつ、インターネットビジネスに特化した投資を実施し、企業価値向上型の投資育成事業の拡大を図る。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」