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Windows Vistaで違法コピー防止対策はどう変わるか - (page 3)

John Borland(CNET News.com)2005年09月06日 13時03分
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不十分なコピー防止CDのサポート

 これと同様の処理が、コピー防止対策の施されたオーディオファイルにも行われるようになる。オーディオ信号はコンピュータを離れるまで暗号化され、コンテンツ所有者が安全性に欠けると判断すれば、特定の出力を遮断できるようになる可能性が高い。

 各レコード会社はこの1年、コピー防止CDをより簡単に再生できるような新機能をOSに搭載するよう求め続けていた。だが今のところ、Microsoftはそのための技術が成熟していないとして、これらの新しいCDを具体的にサポートする機能を追加していない。同社はまた、Apple Computerや他の音楽関連ソフトウェアベンダーを巻き込む必要性も指摘している。

 MicrosoftのJohn Paddlefordは、「デジタル配信への対応は十分な速さで進んでおり、今日の音楽サービスでは、ユーザーがコンテンツへアクセスする際のルールにかなりの一貫性があると思う。消費者が首尾一貫した使い勝手を享受できるよう、レーベル各社にはCD本体がこのレベルに達するよう頑張ってもらいたい。Microsoftだけでなく、レーベルやアプリケーションベンダー各社が妥協点を見つけるには時間がかかると思う」と語っている。

 なお、Microsoftとこの問題について交渉を進めるRIAA(全米レコード協会)の広報担当はコメントを控えている。

 一部のモニタやテレビでHDコンテンツのフル解像度再生を不可能にする厳しい保護対策を講じれば、批判と混乱を招く可能性がある。そのことはMicrosoftも承知している。

 ただし同社は、とくに映画会社からの指図でそうしているわけではないと言う。

 「映画会社側がソフトウェアを開発しようとしないのは非常に好ましい。映画会社が『これを実現するAPIが必要だ』などと要求してきたことはない。だが、『劇場向けコンテンツを劇場以外では絶対に再生できないようにしたい』という話は出てくる」(Paddleford)

 映画会社の幹部らは、自分たちとしては詳細部分には関与してこなかったが、Microsoftのこれまでの対応には満足しているという。

 Warner BrosのCTO(最高技術責任者)、Chris Cooksonは、「既存のOSが抱える最大の問題は、特定のインタフェース間ではコンテンツが好きなように利用されてしまうという点にある。だが、Microsoftはこの問題の改善に乗りだしており、だれもがそれを歓迎している」と語っている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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