ポータルサイトのgooを運営するNTTレゾナントと、インターネット接続サービスを提供するぷららネットワークスは9月1日、gooとぷららのIDを連携させると発表した。gooの有料サービスがぷららのユーザーIDで決済できるようにする。
これまでgooの有料サービスは、gooの「らくらく決済」に登録したユーザーしか利用できなかった。らくらく決済はクレジットカード決済にしか対応してなかったが、今回のID連携により、ぷららのインターネット接続サービスを利用しているユーザーはgooのコンテンツ利用料をぷららの利用料金と併せて支払える。ぷららは預貯金口座決済などに対応しているため、クレジットカードを持っていないユーザーでもgooの有料コンテンツが利用できるようになる。
ぷららのIDが利用できるgooの有料コンテンツは、音楽配信サービスのgoo Music Store、動画配信サービスのgooブロードバンドナビとBROBA、ウェブメールやブログなどをセットにしたgooアドバンスパッケージの4つ。なお、gooアドバンスパッケージを利用する場合には、別途gooIDの登録が必要となる。
NTTレゾナントとぷららがともにNTTグループであることから、今回のID連携が実現した。NTTレゾナントではほかのNTTグループとの連携も検討しているというが、まずはぷららIDで決済できるコンテンツを増やしていきたいとしている。
なお、両社は9月1日から30日まで、ぷららIDを利用してgooアドバンスパッケージを新規に契約したユーザーを対象に、gooアドバンスパッケージの利用料金を最大3カ月間無料とするキャンペーンを行う。
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