スカイアークシステムは8月25日、RSSソリューションシステム「Sky FEED」のベータ版を公開した。9月中旬に正式版をリリースする予定になっている。
Sky FEEDは、複数のウェブサイトの更新情報を集約したウェブサイトを自動で構築したり、RSSを配信していない既存のウェブサイトからRSSを自動で生成、配信できるサーバインストール型のシステムだ。
これまでの一般的なHTMLで構築されたウェブサイトのURL指定すれば、RSSを自動生成できる。自動生成すると、Sky FEEDから専用URLが発行されるので、そのURLをウェブページに埋め込めばRSSが配信可能となる。
また、複数のRSSフィードを1つに集約して、自動的にページを生成することもできる。たとえば、自社のウェブサイトの各ページにRSSを設置しておけば、Sky FEEDが自動巡回し、巡回先のRSSが更新された場合にSky FEEDで生成したトップページが自動的に更新されるといった利用が可能だ。応用すれば、自社以外のさまざまなサイトのRSSを1つに集約して、自動更新されるページもできる。
このほか、RSSごとの日別、週別、月別のアクセス数をグラフ表示できるレポート機能がある。
パッケージ価格のベースライセンスは、1サーバRSS数が10個までで42万円。ベースライセンスには1年間のメールによる問い合わせと無償バージョンアップが含まれる。追加ライセンスはRSSを5個追加するごとに5万2500円かかる。また、ベースライセンスを次年度以降に引き継ぐためには年間保守費用が10万5000円必要だ。パッケージ版のほかに、ASP版も現在開発を進めている。なお、同社に連絡すればベータ版を利用できるという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」