ユーリードシステムズは8月24日、ビクターと共同で新技術「プログラムプリライト」を開発したと発表した。
プログラムプリライトは、複製を防いでソフトウェアを使用できる。PCにインストールしなくても利用できるソフトウェアを、CD-RやDVD-RWなどの記録型メディアに前もって記録しておき、1回でもソフトを使用するとソフト自体が消去される仕組みだ。
この技術を採用した新製品「デジ物語 デジカメ編」および「デジ物語 ビデオカメラ編」を10月7日に発売する。価格はどちらも、ソフトを記録済みのDVD-RWが3枚1パッケージで税込み4170円となっている。
このDVD-RWをPCのドライブで読み込むと、記録されているソフトが自動的に起動する。その後、画面のガイダンスにしたがってデジタルカメラやデジタルビデオカメラをPCに接続し、写真の向きなどを設定して「書き込み」のボタンをクリックする。あとは、写真や映像が自動的にPCに取り込まれ、DVD-RWの空き領域に記録される。こうしてできあがったDVD-RWはDVDプレーヤーで再生できる。対応OSはデジカメ編がWindows 2000およびXP、ビデオカメラ編がWindows XPのみとなっている。
同社はこの製品をPCショップのソフト売り場やメディア売り場を中心に販売するが、「PC初心者や小さな子供のいる家庭がターゲットだ。将来的には誰もが簡単に購入できるコンビニエンスストアなどでも販売したい」(同社)と語った。
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