Secure Computingは、競合企業のCyberGuardを2億9500万ドルで買収する計画を発表した。
米国時間18日に発表された今回の買収において、Secure Computingは、統合型脅威管理(Unified Threat Management:UTM)市場における自社の存在感を強めることを目的としている。統合型脅威管理とは、スパイウェア対策、ファイアウォール保護、侵入検出のような機能を統合したソリューションのことである。ハードウェアとソフトウェアを組み合わせて販売する同社では、ネットワークを流れるコンテンツの安全性を確保する製品の市場においても、自社の地位を向上させたいと考えている。
Secure ComputingとCyberGuardは、今回の買収により、両社が持つアプリケーションプロキシファイアウォール技術やウェブフィルタリング製品を統合することが可能になると述べた。
買収は、第4四半期に完了する予定だ。新生Secure Computingは、680人の従業員を抱え、世界90カ国で事業を展開する企業になる。
セキュリティ市場では、企業の整理統合が急速な勢いで進んでいる。
今回の買収は、急速な統合が進むセキュリティ市場での最新事例となる。業界大手Symantecは2005年に入って、Veritasの買収を終了した。Network Applianceはこの夏、データセキュリティの専門企業DeCruを買収する計画を発表している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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