Sleipnir 2.00、ベータ3が公開--RSSリーダー機能を強化

永井美智子(編集部)2005年08月17日 17時24分

 フェンリルは8月17日、タブブラウザのSleipnir 2.00のベータ3を公開した。Sleipnirの公式サイトからダウンロードできる。

 主な変更点としては、RSSリーダー機能の強化が挙げられる。Darksky氏が開発したRSSバー for Sleipnirをプリインストールし、RSSを「お気に入り」と同じようにツリー構造で管理できるようにした。

 お気に入りのページをまとめて開ける「お気に入りグループ」に編集モードが追加され、簡単に編集できるようになった。ドラッグアンドドロップでお気に入りグループにページを追加したり、削除したりできる。

 また、ベータ2から採用したインストーラも改善し、1つのインストーラでOSに合わせたファイルをインストールできるようにした。これまではWindows2000/XPとWindows98/98/MEでインストーラが分かれていた。

 このほか、旧バージョンのSleipnir1.66で実装していた、起動時に前回終了時の状態を復元する機能や、閲覧しているタブのページが消えないようにロックする「ナビゲーションロック機能」なども復活している。

 Sleipnirは、Internet ExplorerコンポーネントとGeckoエンジンを切り替えられるハイブリッドエンジン採用したブラウザで、無料で利用できる。動作が高速でカスタマイズが容易なことから人気を集めている。

RSSリーダーの強化
ベータ3ではRSSバー for Sleipnirが標準搭載されており、RSSをツリー構造で管理できる

お気に入りグループ
お気に入りページをまとめて開ける「お気に入りグループ」は右クリックで編集モードに切り替えられる

タブ設定
タブのナビゲーションロックや、表示しているタブ以外をすべて閉じる機能などが復活した

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