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ブログで癌と戦うキャンペーン--H.クリントンら多数の著名人が参加

Elinor Mills(CNET News.com)2005年08月17日 13時22分
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 Hillary Clinton、Peggy Fleming、Deepak Chopra、Tom Greenの共通点は何か。

 答え:彼らは全員、YahooのHealthサイトに自分のブログを持っている。

 睾丸癌を克服したコメディアンのTom Greenは、自らのブログに次のように記している。「睾丸癌を発症するのはほとんど若い男性で、女性の発症例は稀である。当たり前のことだが、女性には睾丸がないからだ(女性はそのことに感謝しなさい)」

 Greenはまた、「もし、陰部に何らかの痛みやしびれなどを感じたら、すぐに医者に見てもらいなさい」とも記している。「もし(陰部に)違和感を感じたら、恥ずかしがってはいけない。すぐに医者に行きなさい。そうすれば命は助かる。私もそうしたから助かったのだ」(Green)

 これらの著名人によるブログは、「Blog for Hope(希望のためのブログ)」と呼ばれる1カ月間のキャンペーンの一環であり、ほぼ毎週アップデートされている。各サイトには米国癌学会(American Cancer Society:ACS)に寄付を行なうためのリンクが貼られている。この著名人ブログ特集は、Yahoo! Healthに新設されたHealth Blogsコーナーの一部だが、同コーナーには他にも、栄養学、ぜんそく、アレルギー、ヨガ、うつ病、セックスといった様々な分野の専門家のブログが掲載されている。

 ブログを掲載している著名人の大半は、癌に関する個人的経験について述べている。

 1968年のオリンピックで金メダルを獲得したFlemingは、「こんなことを言うと変に聞こえるかもしれないが、癌にかかって良かった点もある。私は自分自身についてもっと良く知らなくてはならない」とし、さらに「誰も癌の良い面については語らない。(癌であるという)診断を受けた時は思わず息を飲んだ」と記している。

 女優のFran Drescherは、自らの子宮癌が2年間も閉経期と誤診されていた経緯について述べている。「女性が発症する癌の多くは、初期の治癒可能な段階では、癌よりもはるかに良性の病気とほとんど同じ症状が出る。」

 ABC NewsのSam Donaldsonは、自らのブログの中で、同氏が癌の診断を受けた後、癌を告白した人々から聞いた話がどれだけ役立ったかについて記している。

 Donaldsonは、「1995年8月に右股間のリンパ節の1つにメラノーマ腫瘍が見つかり、Cancer Club(癌クラブ)に参加した」と述べ、さらに「癌には伝染性はないが、クラブのメンバーの皆さん、是非癌(の克服法)を広めましょう」と記している。

 癌研究の推進を目的としたClinton上院議員の短いブログには、ある統計が示されている。それによると、女性のおよそ8人に1人が一生の内に乳癌を発症し、乳癌で死亡する女性の数は今年4万人を越えるという。

 一方、スターたちにとって健康に関する教祖的存在であるChopraは、身体に有毒な感情を、いかに体外に放出するかについて記している。同氏によると、有毒な感情は「病気をさらに悪化させる」という。また同氏は、読者に「有毒な人間関係を、身体の栄養となる関係に変える」ように呼びかけている。

 「現実とは、知覚と解釈の選択的行動であるという事実を受け入れるのであれば、人間関係を変える最も有効な方法は、あなた自身の他者に対する見方を変えることだ」(Chopra)

 このブログの執筆陣には、Chopra以外にも多くの著名人が名を連ねており、その中には女優のMelanie Griffithや音楽家のMoby、さらには「Star Trek」シリーズでWesley Crusherを演じたWil Wheatonなどもいる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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