Macromediaは米国時間8日、「Flash Professional 8」ソフトウェアの詳細を発表した。また同社は、このツールを9月末までに出荷する計画だと述べた。
Macromediaによると、同ソフトウェアに搭載される新しいビデオエンコーダを使うと、業界最高品質のビデオを最小のファイルサイズで作成できるという。また新しく開発されたプラグインを使うことにより、ビデオを直接 Flash Videoフォーマットに書き出してウェブに追加することも可能だ。
既報の通り、同ソフトウェアのベータ版は7月にリリースされている。ベータ版を見たアナリストらは、このツールがウェブビデオの市場に衝撃を与える可能性があると述べていた。FlashはMicrosoftのWindows MediaやRealNetworksのReal、Apple ComputerのQuickTimeに大きな脅威を与える存在になり得るというのが、アナリストらの考えだ。
さらに、同ソフトウェアには携帯端末用のアニメーションやテキスト、ビデオを制作するためのツールも含まれる。同ソフトウェアにはエミュレータも搭載されており、これを使って、多数のモバイル製品上でのコンテンツの動作をテストすることができる。
Flash Professional 8は、DreamweaverやFireworksといった各種オーサリングツールが同梱される「Macromedia Studio 8」ソフトウェアスイートの一部となっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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