Business紙が7日に明らかにしたところでは、ネットワーク機器最大手のCisco Systemsが、世界最大の携帯電話機メーカーであるNokiaの買収を検討しているという。同日ロイターが報じた。
同紙はこの情報の出所を明らかにしていないものの、Cisco CEOのJohn Chambersが無線インフラ企業との合併に関心を示していると考えられると述べている。なお同社では従来ニッチ技術を持つ新興企業を中心に買収を行ってきている。
両社の時価総額は、Ciscoが約1230億ドルであるのに対し、Nokiaは710億ドルとなっている。
同紙によると、Ciscoの中核事業であるネットワーク機器の分野で、有線と無線との統合が急速に進んでいることから、Ciscoはインテリジェントな無線アプリケーションを開発するための技術を手に入れる目的で買収を行う必要があるとしている。
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