弥生(平松庚三社長)は7月8日、ライブドアグループとの連携強化と今後の事業戦略について発表した。
同社は昨年12月にライブドアグループ傘下入り後、「弥生」シリーズの「ブランド認知度が2004年の56%から05年は77%に向上」しているなど、相乗効果が現れていると語った。ライブドアグループにおける弥生の位置づけとしては、利益貢献のほか、「弥生のBtoBビジネスの蓄積を生かして貢献していく」(平松社長)として、現在両社で新たにチームを結成し、取り組みを開始している。
今後強化する販売施策として、「現在の販売チャネルのうち57%が家電量販店となっている」(相馬一徳・取締役)ことから、「家電量販店に依存していることが課題」(同)として、今後は「ECチャネルでの販売を拡大させる」方針を示した。今月末に新しいサイトを立ち上げ、ライブドアデパートでの販売を開始する予定。
また、5月に出荷開始した従業員30−300人規模向けの「弥生会計 05 NE(ネットワーク・エディション」の販売戦略として、ビジネスパートナーやヤマダ電機の法人向け営業所での販売など「訪問対面販売、テクニカルなサポートができる体制を保有している」パートナー資格を重要視した販売を行う方針。
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