ソースネクスト、1980円ソフト08年には1150種に、松下奈緒パッケージも登場

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 ソースネクスト(松田憲幸社長)は21日、パソコンソフトを日用品のようにどこでも、手頃な値段で購入することを目指した「コモディティ戦略」をさらに強化する「全方位コモディティ戦略」の発表会見を行った。会場には新たにパッケージの顔として採用される女優の松下奈緒さんも登場し華を添えた(写真)。

 同社は2002年からコモディティ戦略を実施。1980円と手軽な価格で購入できる商品のラインアップの拡充をはじめ、パッケージサイズをDVDソフト並みに縮小するスリムパッケージの実現、家電量販店だけでなく、書店やコンビニエンスストア、大型ショッピングセンター、ホームセンターなど販売チャネルの拡大などの展開を進めてきた。松田社長は、「売り上げ本数は戦略開始前が174万本から462万本に、売上金額も56億円から、93億円に拡大し、コモディティ戦略は成功したと判断している」と分析する。

 この戦略をさらに強化する「全方位コモディティ戦略」では、(1)プラットフォームの拡大、(2)新ジャンルの拡大、(3)対象年齢層の拡大という3つの拡大策を掲げている。プラットフォームの拡大としては、同社としては初のOS、「Turbolinux Personal」(価格1980円)を8月5日に発売。さらに、Linux用アプリケーションを現在の4タイトルから、2008年3月には50タイトルまで増やす。

 「Linuxはサーバー分野ではシェアを伸ばしているのに対し、デスクトップの伸びは鈍い。この要因はアプリケーションの数が少ないからだ。今回、ここにメスを入れたい。すでにLinux用統合アプリケーションソフトであるスタースイートを販売し、30万本を販売した実績がある。新たに特打のLinux版を発売し、プロ用のイメージが強いLinuxに、コンシューマユーザーも楽しめる商品を投入することで、新しい市場を作っていく」(松田社長)。同社では同時にマッキントッシュ用タイトルも増強し、2008年時点ではウィンドウズ用ソフト1000タイトル、マッキントッシュ用ソフト100タイトル、Linux用ソフト50タイトルを揃える計画だ。

 ジャンルの拡大として、USBに接続するだけで、どこからでも、いつからでもIP電話をかけることができるソフトとUSB機器をセットにした「いきなりIP電話」を8月に発売。通話料金はIP電話同士の通話は0円、固定電話にかけた場合は3分で7.9円、携帯電話にかけた場合は1分17.4円で、国内最安値となるという。「IP電話の普及は、どういう展開をするかが鍵になるが、当社の場合はUSBに接続すれば、手軽に、いつでもどこからでも電話をかけられる手軽さを実現し、普及にはずみをつけたい」(松田社長)とした。

 対象年齢層の拡大としては、これまでユーザーが少なかった女性、若年層への普及を狙い、ドラマへの出演や女性誌でモデルとして活躍する松下奈緒さんの写真を使った「携快電話12」のパッケージを用意。「携快電話12松下奈緒特別パッケージ」として8月5日に発売する。記者会見に登場した松下さんは、「私自身もソースネクストのパッケージソフトを何本か使ったことがあります」と今回パッケージに起用される以前から、ユーザーだったことを明らかにした。

 6月21日から8月31日までの期間限定で、「SOURCENEXT BLOG with 松下奈緒」を開設。サイン入りのオリジナル壁紙のプレゼントや記者会見、スチール撮影の様子のレポートなども掲載する。松田社長は、「松下さんの起用は、将来性、若年層への人気の高さから決定した。今回のパッケージデザインは、パソコンソフトとしては世界的にも例のないものではないか。普通のCDのようなデザインで、女性、若年層への訴求に最適では」と狙いを語った。

ソースネクスト

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