グーグル、ウェブビデオ専用の検索エンジンを公開へ

Stefanie Olsen(CNET News.com)2005年06月14日 11時31分
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 CNET News.comが入手した情報によると、Googleは今年夏に、ウェブでしか見られないビデオを検索するためのサービスを開始するという。このサービスでは、ユーザーが同社のウェブサイトでメディアファイルのプレビューを見られるようになる。

 Googleのこのサービスは、ユーザーがウェブ上にあるフリーの短いビデオを探せるようにするもので、たとえば「Star Wars」を模した人気ビデオなども、このサービスで見つけ出せると、匿名希望の複数の情報筋が述べている。この検索エンジンは、Googleが同社の実験サイトで行っている検索を補完するものとなる。こちらの実験は、PBSやCNNなどのテレビ番組を対象に、その字幕を手がかりにして検索を行えるというもので、検索結果としてはプレビュー用の静止画が表示される。これに対し、新しいサービスでは10秒程度のビデオクリップが見られ、ユーザーはそれで内容を確かめた上で、リンク先のサイトにアクセスするようになると、複数の情報筋が説明している。

 これらの情報筋によると、新しいビデオ検索エンジンは、今後2カ月以内に公開されるという。

 Google関係者は、この検索エンジンに関する詳細や、サービス開始の正確な時期についてはコメントを差し控えたものの、新しいサービスが確かに開発中であることは認めた。「この件に関する詳細はすべて、これから固まっていく」(同社関係者)

 ビデオ検索の分野は、オンライン広告の新たな有望市場と見られていることから、数多くのインターネット企業が参入し、競争が非常に激化している。たとえば、GoogleとYahooは、数十億ドルの規模を誇るそれぞれの広告ビジネスをビデオ検索分野に拡大し、テレビCMから広告費を奪おうと考えている。また、Amazon.comの検索部門A9.comでさえ、ビデオ検索市場に注目していると、ある情報筋が述べている。A9からはすぐにはコメントを得られなかった。

 また、Googleは有料ビデオサービス用の支払いシステムの準備を進めている。同社は、各大手映画会社を含むトップレベルのコンテンツプロバイダー数社と話し合いを進めており、これらの企業のコンテンツを集めて、ユーザーに有料もしくはペイパービュー形式で提供するための契約を結ぼうとしている。

 「最終的な狙いはストリーミングビデオだ。そうでなければ、Googleはビデオ関連の広告費を獲得できない」とある情報筋は述べている。「同社はこれらの広告費を得るために、世界中のユーザーにビデオを届ける方法を見つけなくてはならない」(同情報筋)

 Googleは、4月にビデオのアップロードプログラムを立ち上げた際に、この支払いサービスに関する計画の概要を明らかにしていた。同社はこのプログラムを通じて、有名/無名の区別なくビデオ製作者に声をかけ、作品と著作権を同社に提供するよう呼びかけている。Googleは、同社サイトのFAQページで、このサービスではコンテンツ制作者が自分のつくったビデオを同社のサーバから有料で提供できるようになると説明しているものの、このサービスはまだ一般向けに公開されてはいない。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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