米セキュリティ企業、ゾンビPCからのトラフィックを追跡する新システムを発表

Joris Evers(CNET News.com)2005年05月30日 13時20分

 インターネットセキュリティ企業のCipherTrustは米国時間26日、全世界に点在する、ハッキング攻撃を受けた「ゾンビPC」からのトラフィックを追跡する新システム「ZombieMeter」を発表した。

 CipherTrustが発表した文書によると、ZombieMeterは新たなゾンビPCの数を毎時間計測し、インターネット上のセキュリティ脅威の発見に役立つという。この製品は同社のウェブサイトから入手可能だ。

 ゾンビPCとは、ワームやウイルスに感染しており、外部者によってDoS(サービス拒否)攻撃や、スパム/フィッシングメールの送信などに利用されているPCを指す。これらのPCは一般に、インターネットにブロードバンド接続されており、こうしたな事態を防ぐためのセキュリティソフトが全くインストールされていない。

 CipherTrustは5月までに、1日当たり平均で17万2009台の新たなゾンビPCを発見してきた。同社によると、そのうちのおよそ26%は欧州連合諸国、20%は米国、15%は中国で発見されているという。世界中のコンピュータがハッキングの対象となり得るため、ゾンビPCの所在は日々変化する。

 米連邦取引委員会(FTC)の先週初めの発表によると、ゾンビPCの問題は深刻化しており、業界はさらなる対策を講じる必要があるという。FTCはOperation Spam Zombieプロジェクトを立ち上げ、ISPに対し、ゾンビPCの隔離とユーザーによるPCの浄化の支援を要請する計画だ。

 CipherTrustの最高技術責任者(CTO)Paul Judgeは発表した文書のなかで、同社は、カスタマーサイトでインストール可能なメールセキュリティのアプライアンス製品「IronMail」のデータを使って、ゾンビPCの活動、ウイルスパターン、フィッシング攻撃といった脅威を発見していると述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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