双方向サービスのBS/地上デジタル放送でも広がるSSL暗号化通信

エースラッシュ2005年05月26日 21時23分

 日本ベリサインとビートラステッド・ジャパンは5月26日、SSL暗号化通信を実現するルート証明書の提供について、それぞれ個別にBSデジタル放送推進協会とライセンス契約を締結したことを発表した。

 BSデジタルテレビ放送の双方向サービスでは、視聴者参加型の番組構成が可能な反面、第三者による盗聴やデータの改ざんなどが問題になってくる。今回のライセンス契約は双方向サービスにおいて、セキュアなSSL暗号化通信を実現するためだ。BSデジタル放送事業者は、日本ベリサインもしくはビートラステッド・ジャパンが提供するSSLサーバ証明書を用いて、安全な双方向番組の放送が可能となる。

 両社は4月25日に地上デジタル放送推進協会ともライセンス契約を締結しており、SSL暗号化通信技術がインターネットだけでなく、より一般的なテレビ放送にも普及してきたことがうかがえる。

日本ベリサイン

ビートラステッド・ジャパン

BSデジタル放送推進協会

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