オンライン音楽販売分野で圧倒的な優位を誇るiTunes Music Store(iTMS)が、マルチメディアダウンロードサイトへと変貌を遂げつつあるようだ。
Apple Computerが今週リリースしたiTunesの最新版からは、iTMSで今後ビデオも扱う可能性が見て取れる。
iTunesの新バージョンには、iTMS用の新機能が搭載され、またQuickTimeのサポートがアップデートされているが、このことから新バージョンについて、Appleが従来から扱っている音楽とともに、ミュージックビデオや長編映画をダウンロード販売するための布石だとする憶測が出回っている。
Appleはアップデートされたこれらの機能をすでに利用し、シングル版購入者向けのサービスとして若干ながらビデオをダウンロード販売している。また、Gorillazのアルバムを購入した米国のユーザーは、4本の短編ビデオクリップをオマケにもらえる。
このほか、iTunesではMorcheebaやThe Shinsといったアーチストのビデオも提供している。大半のビデオはオマケとして無料で配布されている。
また、論争を呼んでいるAppleの音楽ダウンロードに対する姿勢とは異なり、これらのビデオはすべてデジタル著作権管理(DRM)技術によるコピープロテクトがかけられていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果