Star Warsファンにとって大統領名誉勲章に相当する栄誉を手にしたのは、ニューヨーク在住のアマチュア映画製作者Barry Curtisだった。Curtisの作品が最も素晴らしいアマチュア映画であると、George Lucas監督に認められたのである。
コンテストを主催したのは、映画作品をオンラインで配信するAtomFilms。授賞式は米国時間22日、インディアナポリスで大々的に開催されたファンイベント「Star Wars Celebration III」の会場で行われた。
「For Love of the Film」というタイトルのCurtisの作品は、ある映画館でStar Wars上映中に映写機が故障してしまい、その場に居合わせた観客が残りのストーリーを演じ始めるという内容だ。
Lucasfilmでファンリレーション担当責任者を務めるSteve Sansweetは「コンテストの決勝進出者全員の栄誉を心から祝っている。どの入賞作品にも、はるか遠い宇宙に対するユニークなビジョンと、Star Warsキャラクターに対する信じられないほどの情熱が込められていた」と声明のなかで述べた。
このコンテストからも、商業映画のマーケティングにおいてファンや観客の果たす役割が大きくなっていることが分かる。数多くのファン大会が開催されたり、ファンによって製作された多くの作品がウェブ上で公開されているStar Warsは、この傾向を長年リードしてきた。Lucasfilmもこうした動きの一部をサポートしてきた。
AtomFilmsが開催した今回のコンテストに応募できるのは、上映時間が15分以下の作品だ。先週発表されたアマチュア映画「Star Wars: Revelations」は非常に高く評価されたが、上映時間40分の作品だったので、同コンテストでは対象外とされた。
Curtisの作品以外には、John Hudgenの「Sith Apprentice」がAudience Awardを受賞した。これはDonald Trumpの「The Apprentice」をもじった作品で、Darth VaderがDarth Maulやその他のキャラクターと戦っていくストーリーだった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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