電子情報技術産業協会(JEITA)は4月21日、2005年3月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。
これによると、民生用電子機器の3月出荷金額は2449億円(前年同月比10.4%増)で、16カ月連続となるプラス傾向。2004年度の出荷金額に関しては2兆4277億円(前年比13.7%増)と、こちらも2002年度から3年連続でプラス傾向と順調な推移を示している。
分野別では、映像機器国内の出荷金額が1554億円(前年同月比12.6%増)ともっとも多く、21カ月連続プラス傾向のほか6カ月連続で二桁増となっている。年度では1兆5555億円(前年比18.9%増)で、液晶カラーテレビやDVD録再機などが順調に推移したためと見られる。
音声機器の国内出荷金額は175億円(前年同期比15.9%減)で、年度でも2002億円(前年比15.9%減)。これはMD関連機器の需要一巡やCDラジカセの低迷など、市場を牽引するリーディング商品不在が原因のようだ。
カーナビゲーションシステムが好調なカーAVC機器については国内出荷金額が721億円(前年同月比14.3%増)で10カ月連続となるプラス。年度でも6721億円(前年比14.0%増)と、好調な結果を示している。
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