ターボリナックスは4月21日、企業・法人からのオーダーに応じたオリジナルパソコンの企画・開発の受託を開始すると発表した。
同社はすでに、自社ブランドパソコン「TurboPC」を2004年末に、阪神タイガース創立70周年モデルとしてカスタマイズした「TigersPC」を上新電機と協業で2005年3月に発売している。特に「TigersPC」は随所に阪神タイガースのモチーフをあしらい、熱狂的なタイガースファンから支持を得ているという。
今回受託するオリジナルパソコンは「TigersPC」のように壁紙やアイコンなどのデザインを任意に行えるほか、筐体カバーにおいては新規に型を制作することも可能だ。また、アプリケーションや機能の追加/削除、インターフェースなどにおいてもオーダーに合わせてカスタマイズできる。これにより、イメージキャラクターやロゴ、ブランドカラーをあしらったユニークなオリジナルパソコンが制作できるほか、特定の機能に特化した専用パソコンとすることも可能だ。
また「アクティブバナー」機能を搭載することで、各法人・企業はオリジナルパソコンユーザーに限定してのピンポイントな情報提供が行える。視認率100%を実現可能なこの機能で、従来のバナー広告とは違った効果が得られるとしている。
情報の配信はLinuxはもちろん、Windowsなどのパソコンからブラウザ経由でアップロードしたり設定することが可能であるため、専門知識を必要とせず簡単に管理ができる。
同社はこういった情報配信機能と、見た目や機能をカスタマイズしたユニークなオリジナルパソコンを利用することで、顧客や会員の囲い込みを戦略的に行うことができるとしている。
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