マイクロソフト、Windows Server 2003 SP1日本語版は4月19日リリース

ニューズフロント2005年04月07日 15時16分

 マイクロソフトは4月7日、サーバOS「Microsoft Windows Server 2003」の修正プログラム「Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1(SP1)」日本語版のダウンロード提供を4月19日に開始すると発表した。同社のウェブサイトで無償提供する。

 SP1を使用すると、これまでに公開された更新プログラムを一括適用できる。さらに、セキュリティの強化と信頼性の向上も目的としており、以下の新機能を組み込んだ。

  • Windowsファイアウォール:
    Windows XP Service Pack 2にも搭載された機能。アプリケーションの必要とする以外の全ポートをネットワークから遮断し、リスニング不能な状態に設定する。グループポリシーを使うと、ネットワーク全体のWindowsファイアウォールを制御できる
  • セキュリティの構成ウィザード:
    ウィザードに沿って質問に答えていくことで、不要な全サービスの停止やポートのブロックを行い、リスニング不能な状態に設定する
  • セットアップ後のセキュリティ更新:
    OSが新たにインストールされてから最新セキュリティ更新プログラムが適用されるまでの期間、システムは一時的に脆弱な状態になる。セットアップ後のセキュリティ更新機能により、この期間、該当サーバへのすべての着信接続をブロックする
  • データ実行防止機能(DEP):
    コードを実行すべきではないメモリ領域からのコード実行を防ぎ、悪意のあるコードによる攻撃を阻止する

 なお、対応ハードウェアおよびソフトウェアの情報は、Application Guide for Windows Server 2003に順次公開する予定。

マイクロソフトのプレスリリース

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